私はスペイン語を長いこと勉強していますが、最近単語が覚えられません。しかし、私の娘はまだ生まれて3年経ってないのに、日本語を習得し始めています。こ、子供に負けている、、、くやしい、、
そこで、私の子供がどのように日本語を習得していっているのかを観察する事によって、自分の勉強に生かそうと考えました。以下、「これは大事そうだ」と感じた事をまとめていきます。語学学習に悩む方の役に立ったら幸いです。
注意!決して真面目に読まないでください。
同じ単語を何度でも繰り返す
単語を覚えるにはとにかく口から発すること。覚えた文法は間違ってても気にせず話す。相手が直してくれます。
最初は「ウー!」としか言えなかった娘も、2歳半頃には主語述語を話すようになりました。
「これ、ママ、買ったー?」「うん買ったよ」「これ、ママ、買ったー?」「うん」「これ、ママ、買ったー?」「うん」「これ、ママ、買ったー?」「うん、、」「これ、ママ、買ったー?」
買ったっつーーーーーーの!!!!
いやいや、イカンイカン。
夕飯にて
「これ、ママ、作ったー?」「そうだよ!ママが作ったんだよー?」「これ、ママ、作ったー?」
「そうだよ」「これ、ママ、作ったー?」「そう」「これ、ママ、作ったー?」
作った言うとるがな!!!!!
いやいや、イカンイカン
目に見たものをすべて言葉にする
あー!バス!にゃーにゃ!ワンワン!赤ちゃん!くるま!あかいくるま!
など、街を歩けば色んな単語を練習しています。もうそんなの覚えたんだ?と思い、私も刺激になります。ブロッコリーもイルカも言えてる。
街中のものをすぐさま言うのは確かにいい練習になりそうです。
「あ!パトカー!!」
(いやいや、キップ切られてるから、、あんま喜ばないで、、、)
「あー!きゅうきゅうしゃー!」
(うん、わかるけど、、今多分アレな時だから、、)
「あー!!じこーー!!!」
(ササササ)←さっさとその場を離れる音
みなさんすみません。
思った事はすべて口にする
使い方が間違ってても、こう思ったならそのまま言う、というのも練習には良いと思います。とにかく自分の意志を表示するという気持ちが、言語習得には重要ですよね。
なぜか娘は手を洗うことを「アバジジダダダする」と言うのですが(出所不明)、
「アバジジダダダしない!」と駄々をこねる事があります。
私「おててベタベタだからアバジジダダダするよ!」
娘「いやー!!アバジジダダダしない!」
(ジャーーー)無理やりアバジジダダダ
「おててベタベタになっちゃった~(泣)」
ベタベタなってないから。なんでアバジジダダダしたらベタベタなるのよ。
いやいや、イカンイカン、、これは成長過程、、、
朝から晩までとにかく話す、寝てても話す
スピーキングが上達するためには、とにかく話すことが重要です。うちの娘は、朝起きてから夜寝るまで、ほぼ喋っています。
「ママーママーママーママーママーママーママーママーママーママーママーママーママー」
(もうママはマスターしただろ、、)
「ママママママママママママママママ」
(もうええって)
「アンパンマンみたい、アンパンマンみたい、アンパンマンみたい、アンパンマンみたい、アンパンマンみたい、アンパンマンみたい、アンパンマンみたい、アンパンマンみたい、アンパンマンみたい」(YouTubeのアンパンマンを見たいの意)
「トマトジュースのみたい、トマトジュースのみたい、トマトジュースのみたい、トマトジュースのみたい、トマトジュースのみたい、トマトジュースのみたい、」
「しゃしんみたい、しゃしんみたい、しゃしんみたい、しゃしんみたい、しゃしんみたい、しゃしんみたい、しゃしんみたい、しゃしんみたい、しゃしんみたい、しゃしんみたい、しゃしんみたい、しゃしんみたい、しゃしんみたい、しゃしんみたい、しゃしんみたい、」(スマホの画像を見たいの意)
URUSEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE
い、、イカンイカン、、これは成長過程、、、
寝言でも
「そっちいかない、、そっちいかない、、」
夢でも自分の意志を言葉にしてるのか、、頭が下がります。
恐るべきイヤイヤ期。
伝わらなくてもめげずに話す
だんだん言葉が増えてきた娘ですが、まだ発音がおかしいので何言ってるかさっぱりわからない事も多いです。
「バンビ食べたい」だと思ったら「ラーメン食べたい」、「アンパンマンみたい」だと思ったら「ヨーグルト食べたい」、「ドキンちゃん」だと思ったら「おひざ」、「アップルパイ」だと思ったら「パトカー」など。
そのたびに、しっかりと「違う」「アップルパイじゃない」と、伝わるまで何度も言い直します。その我慢強さには脱帽します。こちらも相当我慢強さが試されますが。
アップルパイとパトカー聞き間違えると対処できんのよ。
言語習得のカギはたくさん話す事
私たちは、子供なら努力なしにネイティブになれると思いがちです。が、間近で言語の発達を目の当たりにすると、やはり子供も間違えながらたくさんしゃべりながら、伝わらないと泣きながら、言語を習得しているのだと痛感します。
どうしても「間違ってたら・・伝わらなかったら・・」と思ってしまい、なかなかしゃべるのを躊躇してしまう私ですが、本気で言語を習得したいのならどんどん話していく他ないのだなと思っています。
2歳のポテンシャルを見て、教えてもらう母なのでした。
てゆーかアバジジダダダってなんやねん。
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